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May 31, 2009

Nシェルパのこと

 もうずいぶん前になるが、私が出会った一人のシェルパのことを紹介したい。
           アイランドピーク山頂のN
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 若い頃、ネパールで山登りをしようと考え、一人でカトマンズを訪ねたことがある。
 知った旅行社からシェルパを紹介してもらった。それがNだった。
 ガチュンカン登頂をはじめ、8000m峰に何度も遠征したことがあるという。
 年は24歳。長身で、精悍な印象の若者だった。
 彼のおいをコックとして雇い、3人だけの小さい登山隊となった。
 まずはカラパタールへ。
 途中彼の実家のあるP村になぜか2泊することになる。
 5700mのカラパタールで高度順応を済ませ、アイランドピークに向かった。
 貧弱な装備にもかかわらず、2人で順調に登頂。
 帰りはゴーキョ手前のナで彼のお母さんが働くロッジで歓待を受けた。
 その後はルクラからジリまで4日で歩き、バスでカトマンズまで戻った。
 2人で1ヶ月近くも一緒に登ったわけだから、いろんな意味で記憶に残る若者だった。
                 氷河を登るN
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 3年後カトマンズ市内を歩いていたら、偶然Nと再会した。久しぶりに握手をした右手は指が2本短くなっていた。
旅行社に使われるのがいやで、自分で遠征やトレッキングを扱う会社を立ち上げたという。
お互いの健闘を祝して別れた。
                カラパタールのN
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 数年後カトマンズを訪れた際、旅行社でNの消息を尋ねた。
 返ってきた答えはアンナプルナで遭難したというものだった。
 会社の経営がうまくいかなかったのか詳しい経緯はわからないが、Nは再び遠征隊のシェルパとして働いていたのだ。
 いろんなことが思い起こされ、万感せまる思いだった。

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May 24, 2009

袴腰岳~烏帽子岳~湿原 09年5月24日 同行Tさん

 天候が回復したので、近郊の山に行ってきた。
             チシマザクラと函館山
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                 袴腰岳
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              山頂方向を振り返る
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             青紫のキクザキイチゲ
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 9時アメダスの登山口出発。10時40分袴腰岳。11時10分湿原。1時40分下山。
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 出会った花
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May 17, 2009

大千軒岳 知内川~銀座の沢 09年5月16日 同行Uさん

 好天のもと、春の大千軒を楽しんできた。
             ニリンソウの咲く登山道
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              残雪の尾根を仰ぐ
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              銀座の沢下部
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              沢中部の雪渓
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              燈明岳と七ツ岳
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                大千軒岳
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               大岳と黄金山
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                前千軒岳
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つづく。
         狭戸
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        切戸の沢
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 遠くに当別丸山と函館山を望む
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   千軒平から見た大千軒岳
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 沢から休み台まではすぐ
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    知内川を渡る
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昨年に続いて春の大千軒に登った。大千軒は6月が花の季節ということになっているが、4月から5月にかけてもお勧めである。
 7時45分出発。2時40分下山。
 出会った花々
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    白いエゾエンゴサク
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道南 七飯岳 09年5月9日 同行Sさん、札幌からの5名

 Sさんに誘われ、七飯岳山行に参加した。花が予想以上に咲いていて、、収穫の多い山行だった。
               尾根下部は樹林帯
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               七飯岳を見上げる
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                 山頂直下
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                 山頂間近
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               山頂奥の岩場を下る
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                 出会った花々
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日本の自殺は著者の言う「社会的に強いられる死」という面があると思う。
 一読を勧めたい。
Siira


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May 15, 2009

信州 夫神岳、女神岳 09年5月5日 単独

 上田市近郊の山で未踏だった2山に登った。
                   夫神岳
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          ヤマケイ5月号にも紹介されたおいしい水
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         山頂から見た独鈷山と手前は女神岳
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                 山で出会った花
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 青木村登山口12時35分出発。1時15分山頂。2時半別所温泉。
                 女神岳山頂
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 2時55分登山口出発。3時35分山頂。4時20分下山。

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May 10, 2009

富良野西岳 09年5月3日 単独

 シューパロ岳の翌日はあまり天気が良くなかったが、富良野西岳に登った。
              向かって左が富良野西岳
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              雪の消えたスキー場を登る
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4時40分北の峰ゴンドラターミナル出発。7時20分北の峰。8時40分山頂。11時10分下山。
Yatteinai
 この本を読んで、警察、検察、それに裁判の現状を知り、まさかこれほどひどいとは思わなかった。
近いうちに裁判員制度がはじまるが、このままでは「冤罪」に加担させられる可能性があると思われる。
ぜひ一読を勧めたい。

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May 03, 2009

芦別岳~ポントナシベツ岳~シューパロ岳(1457m)往復 09年5月2日 単独

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 夕張山地で登りにくい山、シューパロ岳に、芦別岳、ポントナシベツ岳経由で登ってきた。

                 芦別岳
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               ポントナシベツ岳
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              ポントナシベツ岳直下
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         ポントナシベツ直下から見たシューパロ岳
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        夕張岳と夕張マッターホーン(1415m峰)を望む
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               1300m付近の急登
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                 対岸の中岳
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            シューパロ岳、向かって右が山頂
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                   山頂
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                   山頂
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                険しい南稜を見おろす
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                 裏から見る芦別岳
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               登りではなかったクマの足跡
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 4時25分芦別岳新道入り口出発。6時55分半面山。8時10分芦別岳。9時30分ポントシナベツ岳。11時20分シューパロ岳。4時40分下山。
 芦別岳の南西に位置する1457m峰。通称シューパロ岳。なんとも響きのいい名称である。
 快晴のもと、登山道に沿って順調に高度を稼ぐ。
  屏風岩を見ながら
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   対岸の夫婦岩
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      大雪
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      日高
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 アルペン的な山容の芦別岳を仰ぎながら、大雪や日高を背後にしながら登っていくのは快適この上ない。
    北方の峰々
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   ポントナシベツ岳
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 気温が高いので、雪が硬くならず急な所も特に危険は感じることなく登頂した。
     中岳
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    中天狗
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 芦別岳山頂からめざすシューパロ岳を望む。近くはないが、十分往復できそうだ。
 まずは南のポントシナベツ岳へ。
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   芦別岳
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 平らな稜線を回りこむようにして進む。
 鞍部から見上げるポントシナベツ岳は意外に急峻だ。
 一部クラストしている箇所があり、ピッケルを使いながら慎重に登った。
  ポントナシベツ岳南の山々
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夕張マッターホーン、前岳、滝ノ沢岳
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山頂で小休止後シューパロ岳へと向かう。
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 ハイ松をつかみながら急な尾根を少しばかり降りてみたが、その下は岩峰になっている。
 これではとても無理だ。
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 仕方がないので、すぐ脇に食い込むルンゼ状の雪渓を降りることにした。
 氷化しているとピンチになってしまうので、爪を使えるようワカンをつける。
 向かって左が降りてきた雪渓
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 この作戦は大正解で、首尾よくコルまで下ることができた。
  
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 しばらく緩い吊り尾根をたどり、1300mの核心部に到着。
 正面は上部に岩場がある。左は雪壁で雪庇を突破しなければならない。右は急な斜面となっていて、奥がどうなっているかわからない。
 いろいろ考え迷うも、セオリーどおり正面の岩場めざして直上してみることにする。
 中ほどまで登ったとき突然上部の岩場から落石があった。
 幸い距離があったのでよかったが、左の雪壁に転進することにした。
 雪壁は上部に行くに従い急傾斜となり慎重に登っていく。最後は雪庇の一番小さいところを突破して上に出た。
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 尾根は南東方向に向きを変え、鞍部へ。先ほど登った分まるまる降りるところがつらい。
 いよいよラスト200m登りだ。さすがに疲れが出てきてペースが上がらないが、周囲の大展望に癒される。
  南稜下部
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  南稜上部
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 近くから見るシューパロ岳南稜と北稜がすごい迫力である。これまで登った人がいるのだろうか。
  
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 頂上直下の雪稜をつめ、7時間かかって山頂に到着した。
 両側とも切れ落ちていてスリル満点の頂である。秘峰にふさわしい気がしてくる。
 独立峰だけに展望はすばらしく、また来ることはないであろう頂のひとときを満喫した。
  きりぎし山方面
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  幾春別岳
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芦別岳とポントナシベツ岳
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   右が鉢盛山
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 帰りのことが心配なので腰を上げる。
 登頂の余韻をかみしめながら降りていった。
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 1300mの急登地点は北側から回りこんで、雪の急斜面を下った。こちらの方が安全と思う。
  シューパロ岳北稜
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 ポントナシベツ岳の登りは行きとは異なり、鞍部に出る大きな雪渓を選ぶ。急な所もなく順調に高度を稼げたが、350mの登り返しはきつかった。
 帰りに登った雪渓
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 芦別岳の頂上直下を横切って下山に入る。途中登りでは見かけなかったクマの巨大な足跡(35cm位か)に出くわしたりしながらも歩を進め、12時間15分費やして登山口に戻った。
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 シューパロ岳、久々に充実した山行だったと思う。

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