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February 24, 2008

越後の奇峰 御前ガ遊窟 

  鍬ノ沢沿いのアプローチ
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     対岸の山
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   いよいよスラブ登りだ
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    上部に岩塔を望む
Gozenn4
越後の山のバイブルといわれた「越後の山旅」藤島玄著を、ご存知だろうか。
 この案内だけを頼りに、登りに行ったことがある。
 シジミ沢を抜けると、500m近いスラブと対面した。
 いったん登りだすと下ることは考えられず、上部に見える岩塔めざして上へ上へと登っていった。
 詳細は省くが、日本にもこんなすごい山があったと驚いた山だった。

 そのうちこういう経験をまたしてみたいものである。


Sennji
「戦場から生きのびて」 イシメール・ベア著 河出書房新社 を読んだ。
 アフリカ西部のシエラレオネで少年兵士だった若者が書いた本である。
 この世に地獄があるなら、と思わすような衝撃的な内容である。
 
 私も以前アフリカで内戦後の復興の手伝いをしたことがあるが、彼らの心理が少しだけわかったような気がした。やはり戦争に巻き込まれるのは、なんとして防がなくてはならない。
 戦争に幻想を抱いている人にも、ぜひとも読んでもらいたい本である。

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February 16, 2008

道南 七飯町 烏帽子山(703m) 08年2月16日 同行Tさん

 七飯岳の裏にある目立たない山、烏帽子山に行ってきた。
                奥が烏帽子山
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                烏帽子山に近づく
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                頂上直下を登る
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             山頂から980mピーク方面を望む
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                 横津岳を見上げる
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                 駒ヶ岳に向かって下山する
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 地元でもほとんど知られていない不遇の山である。
 大沼から軍川に入り、城岱牧場へ向かう道のゲートで車を停める。
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 6時50分出発。川沿いに林道が延びている。スノーシューで10cmくらい沈む積雪である。
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 8時15分楢山を回り込んできた立派な林道に出た。
 ここで川は左右に分かれる。めざす烏帽子山に取り付くにはどうしてもこの川を渡らなくてはならない。
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 左股は水量が多く断念。右股を苦労して越える。
 あとは明瞭な尾根だ。
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 ラッセルはすねから時折膝まで埋まる。
 背後には真っ白な駒ケ岳がきれいだ。
 標高600mで方向を変え、烏帽子山と正対する。なかなかの迫力である。
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 650mから急傾斜となり、ワカンに切り替える。
 腰までのラッセルとなり苦闘を続ける。
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 10時40分やっとのことで登頂す。木がないので展望はすこぶる良い。
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 まずは南に七飯岳、遠く西にはが朗の山々。東には横津岳が大きい。
 気温は低いが風がないので、ゆっくりとくつろぐ。
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 20分以上休んで下山にかかる。
 登ったコースを忠実に降りていく。
 約40分で川まで到達。
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 あとはのんびりと歩き、12時50分車に着いた。
 
 あたらしい山に登頂でき、満足した山行だった。
 

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February 09, 2008

道南 スルカイ岳と896m峰 08年2月9日 同行Tさん、Sさん

 スルカイ岳を越えて918m峰をめざしたが、届かず896m峰までがやっとだった。
            スルカイ岳 正面が登った尾根  
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             スルカイ岳から見た918m峰
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               スルカイ岳山頂にて
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              896m峰から見る918m峰
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            896m峰から沖沢山が正面に見える
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              小鉾岳と野田生岳を遠くに望む
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 憧れの918m峰をスルカイ岳から狙った。
 前回登ったスルカイ南尾根は頂上直下がかなり急なので、西尾根にルートをとるつもりである。
 7時20分相沼内ダム出発。除雪を期待していたがここまでだった。
 天気はくもりで時に小雪が降る状態である。
 さっそくワカンをつけ林道を歩く。
 371ポコを回り込むと沢が入り、この沢をたどることにする。
 雪はしまっておらず、膝下のラッセルをくりかえす。
 露岩をぬうようにしてコース取りをする。
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 8時40分、500m地点で尾根に上がる。
 いったん鞍部に下り、トドマツの植林地をかすめるようにして進む。
 ここから本格的な登りとなる。
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 雪がいっそう深く、膝上から太腿まで埋まる。加えて砂のようにしまりがなく、足を上げるだけでも一苦労だ。
 9時55分。ようやく700m地点。3人で頻繁にラッセルを交替する。
 北に735mピークがまだ高い。開墾山や焼山がかすんで見えた。
896m_013
 その後もラッセルは楽にならず、樹氷を励みに雪を漕ぐ。
 雪庇の出たスルカイ岳山頂
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 11時待望の山頂着。まずは目標の918m峰が目に飛び込んでくる。その右には沖沢山が見える。
       エガミ山
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 目を西に転ずれば、はばひろのエガミ山とその奥に日本海が確認できた。
すでに登りで3時間40分も費やした。
 ここでやめてもいいくらいの疲れ具合だったが、もう少し足をのばしてみることにする。
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 幸い稜線上はあまりもぐらず快適に歩ける。
 まずは標高差で110m降りて鞍部へ。
   紋内岳と突符山
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 南に突符山、紋内岳、ササマクリ山など未踏の山々が展開する。本当に気持ちの良い稜線歩きである。
 840mピークを越え、奥の896mピークに向かう。
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 進むに従い、918m峰が姿を変える。
 12時35分、986m峰到着。
     奥が砂蘭部岳
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     元小屋沢山
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 正面には迫力ある沖沢山。稜線を目で追うと、元小屋沢山も見える。東にはどっしりした砂蘭部岳。遠くに小鉾岳や野田追岳も確認できた。
 めざす918m峰がかなり近い。頂上直下はナイフリッジになっているようだ。
 ここまで来て引き返すのははなはだ残念だが、帰りを考えピストンは断念した。
 918m峰。本当にいい山である。
 あまりゆっくりもしていられず、名残惜しい山頂をあとにした。
    スルカイ岳を裏から見る
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 帰路はトレースがあるので楽だ。
    ササマクリ山
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 天候も回復傾向で、南側の展望がひろがる。
 2時15分スルカイまでもどる。
    乙部岳
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 乙部岳の巨大な山容も現われてきた。
 ここで知人のKさんと連絡をとる。。元小屋沢山までもう少しとのこと。
 四囲の展望を目に焼きつけ、下山に移る。
 よくもこんな急なところを登ったものだ。転倒しないよう気をつけながら降りる。
    焼山と毛無山
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      雄鉾岳
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 怪峰 雄鉾岳と毛無山も確認できた。
 林道まで降り、ゆっくり歩いてダム着4時10分。
 
 道南でも奥深くて情報のない山に登れ大満足の山行だった。
 
 

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February 03, 2008

道南の秘峰 Ⅹ

 久々に、道南の秘峰を紹介します。
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 焼木尻岳から見た袴腰山(616m)。北斗市にある山。茂辺地からの長い林道をどう克服するかがカギ。
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 三角山から見た818.2m峰。同じく北斗市。ダムから延々と歩かなくてはならない。登ったという話しは聞いたことがない山。
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 毛無山から見た819.1m峰。森町。どこからアプローチしても非常に遠い山である。駒ケ岳ダムから入山するしかないか。秘峰の風格を十分備えている。
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 毛無山から見た焼山(636.7m)とそれにつづく716m峰。八雲町。焼山は先月登頂。716m峰は南から見ても北から眺めても立派な山である。
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 焼山から見たエガミ山(646m)。分水嶺から離れているため、展望は期待できる。八雲町と乙部町の境界にある山。


 ここでお知らせをひとつ。6月2日函館市芸術ホールにて、中村哲先生の講演会があります。
 現在、アフガニスタンは山の雪が減り、水不足、砂漠化の危機に瀕しています。
 この現象は中央アジアだけでなく、世界の近未来を示しているといわれています。
 先生の著書「医者、用水路を拓く」もあわせ、乞うご期待です。

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