道南大赤岳(735m) 07年4月29日 同行Uさん
道南でもほとんど話題にものぼらない不遇な山、大赤岳に行ってきた。同行は大先輩のUさんである。
七ツ岳から見た大赤岳 右から二つ目の山

大赤岳の北にそびえる666mの岩峰

どっしりした大赤岳 山頂はさらに奥にある

左から大岳と赤岳を望む

もうすぐ山頂

七ツ岳と親岳をバックに


好天の予報を信じて、上ノ国にある大赤岳に行ってきた。
以前七ツ岳から見たとき、その真っ白な姿にいつかは登りたいと狙っていた山である。
七ツ岳に向かう上ノ沢林道をたどる。右股川の出合を過ぎたところでゲート。ちょうど右股川に通じる林道が分かれている地点である。
8時55分出発。周りに雪はなく、手入れが行き届いた林道をたどる。
700mくらい歩いて、右股の谷に入る。
西には大きな山が見え、大赤岳かと思うが初対面なので確信が持てない。
見下ろす右股川の水量はかなり多く、途中で徒渉でもあったらとても渡れそうもない感じだ。
上右股川と下右股川の分岐には立派な橋がかかっていた。林道は大赤岳のふもとを絡むように北上している。


路傍はキクサキイチゲ、カタクリなどちょっとしたお花畑になっている。
道は90度向きを変え眺望がきくようになってきた。

下右股川をはさんで対岸に大きな滝が3つほど見える。雪解け水のなせるわざだろう。
西には666mの岩峰が迫力ある姿を見せている。

標高が400mに近くなると、南側の壁からのデブリが目立つようになる。大きいのはすでに落ちてしまっているとはいえ、ブロックがくる可能性もありすばやく通過する。

450mからは緩やかな地形となり、めざす大赤岳もまじかに見えファイトがわいてくる。
北面は驚くほど急斜面だ。

われわれは北東にのびる尾根に突き上げるゆるい沢をルートとした。

難なく尾根に出ると、ぶなが点在する気持ちのよい雪面となっている。
休まず、高みをめざす。
北西には赤岳(719m)、大岳(775m)など未踏の山々も望見できた。

気分よく歩を進めていたら、いつの間にか頂上に導かれた。11時35分。


ピラミッド状の七ツ岳が登高欲をかきたてる。その東にはどっしりした親岳が見える。

さらに目を転ずると、以前苦労して登った袴腰岳や尖岳が懐かしい。ガスのため期待した大千軒方面の展望は得られず、 かえすがえすも残念だ。
なにはともあれいつもの記念写真を撮る。
風が強く寒いが、新しい頂で至福のひとときを味わった。
15分ほどで名残惜しい山頂をあとにする。
北側には大赤岳沼と思われる平坦な地形が確認できた。
やはり下りは早い。苦もなく距離が稼げる。
例のデブリ地帯は大急ぎで通過。


あとはのんびりと歩を進め、1時40分に下山した。
未知の山だったが、楽に登れラッキーな山行だった。
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