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April 30, 2007

道南大赤岳(735m) 07年4月29日 同行Uさん

 道南でもほとんど話題にものぼらない不遇な山、大赤岳に行ってきた。同行は大先輩のUさんである。
        七ツ岳から見た大赤岳 右から二つ目の山
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          大赤岳の北にそびえる666mの岩峰
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           どっしりした大赤岳  山頂はさらに奥にある
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             左から大岳と赤岳を望む
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                もうすぐ山頂
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             七ツ岳と親岳をバックに
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好天の予報を信じて、上ノ国にある大赤岳に行ってきた。
 以前七ツ岳から見たとき、その真っ白な姿にいつかは登りたいと狙っていた山である。
 七ツ岳に向かう上ノ沢林道をたどる。右股川の出合を過ぎたところでゲート。ちょうど右股川に通じる林道が分かれている地点である。
 8時55分出発。周りに雪はなく、手入れが行き届いた林道をたどる。
 700mくらい歩いて、右股の谷に入る。
 西には大きな山が見え、大赤岳かと思うが初対面なので確信が持てない。
 見下ろす右股川の水量はかなり多く、途中で徒渉でもあったらとても渡れそうもない感じだ。
 上右股川と下右股川の分岐には立派な橋がかかっていた。林道は大赤岳のふもとを絡むように北上している。
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 路傍はキクサキイチゲ、カタクリなどちょっとしたお花畑になっている。
 道は90度向きを変え眺望がきくようになってきた。
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 下右股川をはさんで対岸に大きな滝が3つほど見える。雪解け水のなせるわざだろう。
 西には666mの岩峰が迫力ある姿を見せている。
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 標高が400mに近くなると、南側の壁からのデブリが目立つようになる。大きいのはすでに落ちてしまっているとはいえ、ブロックがくる可能性もありすばやく通過する。
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 450mからは緩やかな地形となり、めざす大赤岳もまじかに見えファイトがわいてくる。
 北面は驚くほど急斜面だ。
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 われわれは北東にのびる尾根に突き上げるゆるい沢をルートとした。
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 難なく尾根に出ると、ぶなが点在する気持ちのよい雪面となっている。
 休まず、高みをめざす。
 北西には赤岳(719m)、大岳(775m)など未踏の山々も望見できた。
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 気分よく歩を進めていたら、いつの間にか頂上に導かれた。11時35分。
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 ピラミッド状の七ツ岳が登高欲をかきたてる。その東にはどっしりした親岳が見える。
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さらに目を転ずると、以前苦労して登った袴腰岳や尖岳が懐かしい。ガスのため期待した大千軒方面の展望は得られず、 かえすがえすも残念だ。
 なにはともあれいつもの記念写真を撮る。
 風が強く寒いが、新しい頂で至福のひとときを味わった。
 15分ほどで名残惜しい山頂をあとにする。
 北側には大赤岳沼と思われる平坦な地形が確認できた。
 やはり下りは早い。苦もなく距離が稼げる。
 例のデブリ地帯は大急ぎで通過。
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 あとはのんびりと歩を進め、1時40分に下山した。
 未知の山だったが、楽に登れラッキーな山行だった。
 
 

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April 28, 2007

道南 太櫓山から遊楽部岳試登 07年4月28日 単独

 太櫓山から遊楽部はこれで3度目の挑戦である。過去2回はいずれも悪天候で途中撤退であった。
  岩子岳方面から望む遊楽部岳。今回は右端のピークまで登った
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              太櫓岳
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           正面のピークが最高到達点
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           最高到達点の1130m峰にて
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             春の花が咲いていた
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 4時40分出発。太櫓川沿いに一部やぶも漕いで30分ほど進み、尾根に取り付いた。
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あとは勝手知ったるコース。
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2時間半で太櫓岳登頂。雪はくさっており、風が強い。
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 遊楽部方面はガスがのため、上部が見えず。回復を期待しながら、歩を進める。
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 1130mピークの登りは急だ。一部は45度以上ある。
 ガス帯に入るが構わず直登する。
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8時50分ピーク着。視界は20mくらい。風はさらに強まる。
 立ち木の根元に穴が開いていて、しばらく好天を期待し待機する。積雪はこのあたりで1m20~30cmくらい。
 30分以上待っても、回復の兆しがなく撤退することにした。残念である。
 例の急斜面は後ろ向きで慎重に降りた。
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 太櫓の登り返しがきつい。
 のんびり下っていたら、1本手前の尾根を降りてしまった。
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 カタクリ、キクサキイチゲなど花の写真を撮りながら12時15分に下山した。
 来年こそは好天を狙ってこのコースから登頂したいものである。

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April 26, 2007

道南の山で平和憲法を守ろうと訴える

 3年前から山に登りながら、「平和憲法を守ろう」と訴えてきた。この機会に道南のとっておきの山々の写真を紹介したい。
            道南の最高峰 狩場山
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  古部丸山から恵山をみる
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  七ツ岳から大千軒を望む
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      雄鉾岳、奥は西峰
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        太櫓岳
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 冷水岳から白水岳を望む
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 桂岳をバックに雷電山にて
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     道南の秘峰 狗神岳
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   野田追岳から乙部岳と鍋岳
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前千軒から大千軒を望む
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   毛無山から沖沢山方面
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私も会員である「戦争をしないための選択・9条を考える道南の会」が新しいパンフを作ったので、一部を紹介したい。なお、希望者はメールで連絡を。
Pannhu1
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Pannhu2

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April 19, 2007

越後 川内山塊縦走 3日目 07年4月8日 粟ケ岳~白山 同行Nさん

 3日目は白山までの縦走だ。距離はあるが、里が近いので気が楽である。
         夜明けに権ノ神岳をめざす 奥は白山
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              峻峰 1本岳を望む
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              粟ケ岳を振り返る
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              粟ケ岳が遠ざかる
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            宝蔵山から白山へ向かう
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          下山すると春の花が歓迎してくれた
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4時45分出発。朝一番の登り返しはきつい。
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権ノ神岳への稜線は写真のように切れていて、慎重にこなす。振り返ると粟ケ岳や1本岳が秀麗な姿を見せている。西側にはV字状の大俣沢が見下ろされ、若い頃Nさんも含め3人で苦労して登ったことを思い出した。
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 6時15分権ノ神岳着。天候は悪化傾向で、雨も混じってきた。
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 鞍部まで一気に500m近く下る。
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ここから見上げる宝蔵山は立派で、とても900mを切る山には見えない。
 積雪は十分にあり、歩行には支障がなく助かる。
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 白山が近づいてきた。最後の登りにかかると今回の縦走ではじめて人に会う。大学生らしい6人パーティーで、宝蔵山ピストンに行く模様。
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 9時45分白山登頂。天候は回復し、縦走してきた山々が望まれ感慨深い。
 小休止後下山にかかる。日帰りの登山者がドンドン登ってくる。以前とは違い人気の山になっているようだ。
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 雪が消えると、写真のような花が一面に咲いている。新しいカメラは接写できるので、ついつい撮ってしまう。
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 11時過ぎ、懐かしい慈光寺に到着した。
 里は春真っ盛りである。遅れていた桜の花も咲いいてまぶしいくらいだ。
 村松の温泉で汗を流し、帰新した。
 久しぶりに川内の山々を縦走でき充実した山行だった。

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April 13, 2007

越後 川内山塊縦走 2日目 青里岳~矢筈岳~粟ケ岳 07年4月7日 同行Nさん

 2日目の行程は青里岳のテントから矢筈岳をピストン後、粟ケ岳まで。昨日に劣らないハードな一日になりそうである。
              夜明けに矢筈をめざす
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             矢筈岳の頂にあとわずか
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           4回目の矢筈岳(バックは粟ケ岳)
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           矢筈から五剣谷と割岩山を望む
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             青里から粟ケ岳を見る
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             青里岳をふりかえる
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         堂ノ窪山から粟ケ岳と一本岳をあおぐ
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         一本岳のナイフリッジ
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         粟ケ岳到着(矢筈と青里をバックに)
5時10分明るくなるのを待って出発。まずは標高差で260mの下りである。Nさんは4本爪のアイゼンをつけた。
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鞍部まで降りて見上げる矢筈はでかい。川内の主峰たる貫禄十分である。
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1054mピークはかなりの急登だ。西面は全層雪崩のため土が出ている。
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 1150m地点で西から伸びる尾根に合流する。若い頃笠掘ダムからやぶを漕いで登った時のことを思い出した。いったん下って最後の急斜面に取り付く。
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 7時登頂。4回目の頂である。昔と違い立派な標柱が立っている。
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 一呼吸おいて、360度の眺望を楽しむ。南面には駒形、裏の山、中の又につづく稜線、未踏の毛無山、守門、浅草から遠く越後三山まで見えた。
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 20歳で登頂しこの景色に感動したのが私の登山の原点になったので、本当に感慨深い山頂である。
 あの頃は矢筈といっても知る人はまれで、現在とは隔世の感がある。
 さてと、先が長いので、名残惜しい山頂をあとにする。
 来た道どおりにトレースをたどり、青里にもどったのは9時だった。
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 テントをて撤収し、粟ケ岳めざして縦走再開。しばらくはゆるい下りで、距離を稼ぐ。
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 1000mピークでそのまま北上する立派な尾根を下りそうになるが、ルートは北西である。
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 ここから川内本来の縦走路となる。切れ落ちた稜線に不安定な雪庇、やぶも出てきてさんざんしごかれる。
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 901mピークで小休止。以前毛無山から縦走したときは灰ヶ岳からいったん沢に降りてこのピークに登り返したことを思い出す。
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 五剣谷や銀太郎が違った姿を見せていて新鮮だ。
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 稜線の険しさはその後も続き、ナイフリッジ状のところも出てくる。
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 やはり川内はいいとつくづく思う。これだけのスケールの山で、これだけ静かな山はそうないのではないか。
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 1時40分やっとのことで堂ノ窪山着。眼前には粟ケ岳がそびえている。二十数年前来た時に比べずいぶん木が成長しているのがわかる。
 先があるので重い腰をあげる。
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 いったん下って、次の登りが急である。疲れた体に鞭打ち体をずりあげる。
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 いよいよ一本岳の登りだ。写真のような気持ちのよい雪面に元気も出てくる。
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 延々とつづく斜面を何とか克服し一本岳を足下とした。
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 もう粟ケ岳は目の前である。
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 ただこれからが核心部だ。写真のようにものすごい難所となっている。
 眺めていても進まないので、左側のやぶを利用しながら降りていく。これで雪が硬かったらどうなることかと思う。
 最後はずり落ちながらやっとのことで突破した。
 あとは危険な場所はないはずである。
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 疲れてはいるが、自然と顔がほころんでくる。もうわずか、もうすぐだ。
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 4時25分、ついに登頂。縦走してきた山々を眺めて大きな満足感にひたる。
 山頂には誰もいなく、静かなひとときを味わうことができた。
 それにしてもよく縦走したものだ。
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 あとは勝手知ったる道をゆっくり下って、砥沢のヒュッテ到着は5時10分だった。
 

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April 09, 2007

越後 川内山塊縦走1日目悪場峠~五剣谷岳~割岩山~青里岳 07年4月6日 同行Nさん

 Nさんの同行を得て、久しぶりに越後の秘境、川内山塊を縦走してきた。
              銀次郎山に迫る
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     銀太郎山、銀次郎山をバックに五剣谷岳直下を登る
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         青里岳を背景に五剣谷岳山頂にて
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            割岩山から矢筈岳を望む
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          青里岳に近づく 後方は割岩山
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 数年前「岳人」でマイナー名山なる特集記事があった。その中で堂々第一位に選ばれたのが、川内山塊矢筈岳であった。以前この山域に通ったものとしてはうれしい結果だった。
 さて、新潟のNさんから誘いがあり、久しぶりに川内を縦走することになった。計画は木六山~五剣谷岳~割岩山~青里岳~矢筈岳~粟ケ岳~白山という長大なコースである。途中エスケープルートがないので不安があるが、天気予報がよいので気をよくして入山した。
 4時30分悪場峠をヘッドランプをつけて出発。最近日帰り山行しかしていなかったので、ザックが重い。
 Nさんが1週前に偵察に入ったとのことで、黙々と後を追う。積雪は少なめであるが、登降には支障がない。
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 5時夜が明けてきた。早出川をはさんで対岸に重厚な日倉山から二本平山の稜線が見えてきた。
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ぶなが多い尾根を登りきると6時10分木六山着。懐かしい山頂である。
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 稜線沿いに南下する。東に見える鋭峰奈羅無登山(892m)が登降欲をかきたてる。
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 鞍部まで下って、七郎平を通過。鍋倉山(1107m)や御神楽岳まで望めるようになってきた。
 鍋倉山は山容が整っていて、いつかは登りたいものである。
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 銀次郎山に近づくと積雪が増えてきた。暖冬とはいえ、さすが豪雪地である。
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 8時35分登頂。めざす銀太郎、五剣谷、青里方面はもちろん、粟ケ岳や白山までの大展望が広がる。
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 雪庇の張り出した尾根を注意しながら下り、銀太郎山の登りに入る。傾斜はないが意外に遠い頂だった。
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 コルまで降りて見上げる五剣谷岳は高い。尾根通しは険しく西側の斜面を選ぶ。気持ちのよい雪面である。稜線に出たら、山頂は一投足だった。10時45分。若い頃日本平山から太郎山、魚止山を越え、中の又山まで1人で縦走した頃のとを思い出した。よくこの稜線をたどったものだ。
 ゆっくりもしておられず、腰をあげる。割岩山の分岐まで進んで、小休止。
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 いよいよ本日のメイン、割岩山ピストンである。私も未登頂で、楽しみにしていたピークだ。
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 サブザックに最低限のものだけつめて出発。写真のようにかなりの傾斜である。やぶも出てきて、苦闘の連続となる。
 それにしても奥深い山だ。このあたりから見る矢筈岳は迫力満点である。川内の主峰の貫禄十分だと感じる。
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P4060092
 12時40分割岩山の頂を踏みしめる。いやはやたいへんな山である。おそらく2,3年に1パーティ登るかどうかではなかろうか。対岸には若いころ苦労して登った太郎山が近い。
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P4060099
 先が長いので、一呼吸おいて引き返す。写真のように、ナイフリッジとなっていて、神経を使う上りである。
 約2時間かかってようやく分岐までもどった。のどが渇いて、ポリタンクの水をがぶ飲みする。
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 さてと、今日の天場は青里である。疲れた足を引きずるようにして歩く。
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 青里岳到着は3時半になった。頂上直下の平坦な雪面にテントを張る。居ながらにして矢筈を望める理想的な泊り場である。
 疲れたためか、少量のアルコールで6時には就寝した。
 

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