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March 31, 2007

あちこちの山頂で平和憲法の大切さを訴える

 この活動をはじめて早くも3年が近づいてきた。この機会に主な山での写真を整理しておこうと思う。
       ペテガリ岳山頂
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       大雪旭岳山頂
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       十勝岳山頂
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       羊蹄山山頂
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       石狩岳山頂
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       羅臼岳山頂
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       白神岳山頂
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       飯豊本山山頂
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       北ア餓鬼岳山頂
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       長野県御座山山頂
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 私の活動はただリュックに例の旗をつけて登るだけである。これまでで一番反応があったのは、富士登山競争にこの旗をつけて参加した時である。レース中何人にも声をかけられた。
 小さい活動であるが、少しでも平和憲法のことを考えるきっかけになればと思っている。


 さて、本日の新聞を見て驚いた。高校教科書検定により、沖縄戦集団自決の記述から「日本軍の関与」が削除されたという。
 歴史的事実を捻じ曲げる考えられないような暴挙だと思う。
 最近の政治の動きから、憲法を変え、アメリカと一緒になって戦争へ突き進む姿が見えてくる。
 いったい誰のための政治か。
 現在読んでいる「血であがなったもの」少年たちの沖縄戦 大田昌秀著 那覇出版社 
 歴史の事実を知る意味でもぜひ一読をすすめたい。

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March 21, 2007

道南の秘峰 狗神岳北尾根 07年3月21日 単独

 道南の秘峰、狗神岳(899.4m)を北尾根から登ってきた。
            スカイラインが狗神岳北尾根
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               北尾根をバックに
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               狗神岳はまだ遠い
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             これらの峰々を越えていく
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             当初核心部と予想した岩峰
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              このピークの奥が山頂
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 4年前Hさんと狗神岳にアタックした。このときはラッセルのため途中で断念したが、翌年首尾よく登頂できた。その東面と北尾根のすばらしさに感嘆するばかりだった。
 いつかは長大な北尾根を登ってみたいと考えていたが、数日前毛無山から偵察できたこともあり、ついにチャンスがやってきた。
 朝一番のJRで函館を出る。8時15分森町濁川の一番奥から山に入る。
濁川盆地。向かって右端のピークからのびる尾根を登った
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あてにしていた林道は遠回りするのが面倒になり、尾根をそのままつめることにする。
 傾斜がゆるいぶん距離があって、展望がなかなか開けない。途中送電線の下を2回くぐった。
数日前縦走した毛無山を望む
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 約1時間半かかって620mの稜線に出た。
 東側に雪をまとった岩場が見える。樹林帯のため、期待した狗神岳方面ははっきりとは確認できない。
狗神岳はまだはるか先だ
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 西側にも立派な稜線があり、複雑な地形の中最短距離を狙って進んでいく。
 640mピークは45度くらいの急斜面を登り雪庇の切れ目を見つけて這い上がる。
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 ここでついに狗神岳が全貌を現した。写真のように鋭いピークを延々と越えていかねばならず、秘峰にふさわしいルートである。
 いったん下ってからひとがんばりで、624mピーク着は11時5分。まだまだ遠い。
突然合流してきたクマの足跡
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 その先で踏みあとが合流してきた。こんなところを登ってくるとはただものではない。よくよく見るとクマの足跡だった。
 東面の雪庇に気をつけながら進んでいく。
 675mピークまで登って驚いた。稜線が断崖絶壁となっているではないか。
 西面はとてもじゃないが無理。ここで断念かと、ため息が出てくる。
 東面をじっくり観察すると、急ではあるが何とかトラバースできそうである。
 慎重に降りていく。
 やれやれと思ったら再び、断崖が出現する。
 これも西面は一発で無理。
 東面の小雪庇を崩しながらトラバースできた。やはり簡単には登らせてくれない。
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核心部と予想した岩峰
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 さて、いよいよ核心部の岩峰である。
 これを突破できなければとても登頂はおぼつかない。
 西面に回りこんでみると、意外にも簡単にまけそうだ。
 一気に通過する。
岩峰を見下ろす
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 頂上手前のピークがまだ高い。
 気温が低くなり、小雪もちらついてくる。
 雪面が一部硬くなるも、あと少しだ。
 気合を入れて登る。
 ここまできて、ミスは許されないので、慎重に歩を進める。
ついに山頂が見えてきた
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 写真のピークまで登ると、すぐ先に懐かしい山頂が見えた。
 「こころ静かに頂に立ち・・・」という気持ちでついに登頂する。12時35分。
山頂でいつもの記念写真を撮る
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山頂から北尾根をふりかえる
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 3年前登って2度とここにくることはないだろうと思っていただけに、感慨もひとしおである。
西尾根を見下ろす
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乙部岳と鍋岳
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 展望はまずまずで、sakagさんたちが登った西尾根、乙部岳と鍋岳は真っ白だ。遠く紋内岳、砂蘭部岳まで見える。
下俄郎を望む
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毛無山が遠い
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目を転ずると、先日登った下俄郎、毛無山、それに駒ケ岳も確認できた。
 短時間であるが秘峰のひとときを十分楽しんだ。
 下りがあるので10分で山頂をあとにした。
二つの断崖を見上げる
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 例の断崖は登りでもけっこう苦労する。
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 640mピークまで進んで、写真撮影に絶好の場所を発見する。
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 持参した三脚を使いセルフタイマーでいつもの写真をとった。
 このあと徐々に天候は悪化傾向。617mピークの近くを通る頃には一時吹雪模様となる。
 620mピークまで進んで小休止。あとは下るだけだ。
 ドンドン降りていくもなかなか着かない。
 民家から3,400mまで近づいて、家の屋根がはっきりと見えた頃、真新しいクマの足跡に出くわした。登りには見かけなかったので、数時間以内に通ったのだろう。沢の方に降りていっているので、出会うことはなさそうだ。
 あとは一気に下って、3時50分最終人家に着くことができた。
 
 狗神岳に新しいコースから登れ、大満足の山行だった。
 

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March 18, 2007

毛無山(684m) 07年3月17日 同行Kさん、Tさん、Sさん

 道南は森町濁川にある毛無山を縦走してきた。
写真の左から右へ縦走した。真ん中が毛無山
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             朝日があたる狗神岳
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               秘峰狗神岳
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               毛無山山頂にて
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以前より気になっていた、濁川の毛無山をめざした。同行はふだんからお世話になっている3人である。
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 6時25分ダムを出発。本峰に直登するコースも考えていたが、見るからに急な尾根に隣りの678mピークに転進する。こちらの西尾根は傾斜もほどよく、雪ももぐらないので快適である。
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 本峰を見ながら順調に高度を稼ぐ。バックの濁川盆地、3年前登った狗神岳、その奥に砂蘭部岳などどんどん展望が広がる。
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 678mピークで小休止。360度の大展望で、乙部岳や遊楽部山塊、駒ケ岳などすばらしい眺望である。
 ここから南に回りこむようにして80mほど下る。いよいよ毛無山の登りだ。
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南方向には、まず登る人はいないであろう819m峰や818峰が見える。
 小雪庇の出た尾根を登りつめると山頂だった。9時5分。
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 残念ながら立ち木のため展望はよくない。いつもの写真を撮ってから、30分ほどゆっくりした。
 さて、下りはどうするか。せっかくなので3つ目のピークを経て降りることにする。
 約680mのピークにはあっさり到着。
 ここからは、いったん南に延びる尾根に入り、途中から西に向かう尾根を選択する。
 やはり下りは早い。ずんずん降りて、1本目の林道はパスする。
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 ほとんど沢底まで下りきったところで林道に合流した。
 あとはこれを忠実にたどるだけだ。
 3年前狗神岳の帰りもこの林道を歩いたので懐かしかったが、けっこう長い林道である。
 ベテラン3人と雑談しながら歩を進め、11時にダムに帰着した。
 気になっていた毛無山を縦走でき、達成感のある山行であった。
 *同行したSさんとTさんの記録はお気に入りリンクをクリックしてください

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March 11, 2007

道南の秘峰 Ⅷ

 久しぶりに道南の秘峰を紹介します。
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 森町濁川にあるどっしりした毛無山(684m)。狗神岳に登った際、いつも見えていた。尾根はかなり急な部分があり、意外に手こずりそうな山である。3つのピークの縦走もできそう。未登頂。
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 大千軒連峰から2つ。手前は袴腰岳(815m)で、中央が百軒岳(772m)。私は今回中二股から入り縦走したが、檜倉岳経由で稜線にでれば、両山をピストンすることも可能。百軒岳は形のよい登りがいのある山である。
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 まず登る人はいないであろう松前町の山。左が八兵衛岳(790m)、右は775m峰。奥に笹山(583m)も見えている。3山とも道はないので、登頂するにはかなり困難を伴うと思う。未登頂。
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 大千軒岳から海に向かう稜線にある木無山(871m)。立派な山容の山である。道がないので、アプローチが非常に難しい。積雪期に日本海から登るしかないか。もちろん未登頂。
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 厚沢部町にある焼木尻岳(561m)。山頂稜線の雪庇は見事。今シーズン知人が登った。未登頂。

昨日「稜北九条の会」設立2周年のイベントに参加しました。
 「函館に、平和の109万ドルの夜景を・・・」とのことで、市民の皆さんに呼びかけたところ、162個ものアイスキャンドルが集まりました。これらを使って、函館駅近くの広場で大きな「9」の字を灯しました。
 ヒンヤリだけど、暖かい気持ちになれた企画でした。
 改憲手続き法案が着々と準備されつつある今、できることをしていきたいと思います。

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March 09, 2007

スパンティーク遠征 Ⅴ

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わが隊が積んだのとは違う立派なケルンがあり、たどっていくとバズィン氷河が良く見える尾根に出た。ここからピークまでは標高差で150mはありそうだ。夕闇も迫ってきたし、踏みあとをたどって大トラバースすることにる。意外にあっさりと隊のルートに合流できた。ハイポーターが2人BCから迎えに来てくれ、ジーンとくるものがあった。
 7時6分やっとのことでBCにたどり着いた。残りの4人ともだきあって再会を喜んだ。つづいてトランシーバーで上部キャンプと交信する。C3に8人、C2に7人入っていて、明日、明後日でアタックするという。私はとにかく明日C1入りすることになった。
 コックこころずくしの夕食を食べて横になるが、なかなか呼吸がおさまらない。やはり1日で1500mというのは無理だったかと不安になる。そのまま安静にしていたら、夜中の12時頃フッと楽になった。ようやく順応したのだ。あとは浅い眠りに入った。
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 14日。9時10分出発。本日も晴天だ。この天気なら間違いなく登頂するだろう。私の方はハイポーター3人とザイルを結び、まずはクレバス帯をわたり、つづいて大斜面に取り付く。
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At4
 昨日までの疲れもありピッチがあがらないが、このすばらしい景色の中で登れるだけで幸せだった。
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稜線に出てからは高度障害も加わってきたためか、さらにゆっくりしたペースとなる。1時10分C1に到着。かなり疲れた。
 つづく。

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March 04, 2007

前千軒岳から松倉山縦走 07年3月2日 単独

 好条件のもと、以前から狙っていたルートを日帰り縦走した。
             975m峰から見た前千軒岳
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            前千軒岳から望んだ大千軒岳
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 4時15分千軒の民宿を出る。約7kmの林道歩きだ。住川分岐から500mほど先まで除雪されていた。
 積雪は50cm。まったくもぐらず、快適である。出戸二股川を過ぎたあたりで、ようやく夜が明けてきた。その先は知内川の右岸が急傾斜となっていて、3箇所小さいデブリがあった。雪の状態は安定しており、一気に中二股川出会いまで進む。
 5時55分。主稜線からおりてきている尾根に取り付く。雪が硬くて、急斜面のキックステップは骨がおれる。
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 529mピークまでくると視界が開けてくる。975m峰とその奥の真っ白な前千軒が立派だ。
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 7時25分待望の稜線に出る。袴腰岳をはじめ、百軒岳から松倉山までの稜線が見わたせる。西には八兵衛岳(790m)が目だっている。
 975mの登りに入る。風が出てきて、雪面が一部氷化してきた。
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 ピークから見る前千軒は秀麗だ。今回はアイゼンを持ってきていないので、アルミわかんのツメを使って登ることにする。
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頂上が近づくにつれ展望は広がり、岩部岳や七ツ岳、遠くには函館山も見える。
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 8時25分前千軒岳に登頂する。大千軒岳までの稜線が雪庇の連続ですごい。まだ冬山の様相である。
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 今回はアイゼンを持ってきていないので、大千軒はあっさりあきらめた。
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P3030268
 頂上でいつもの記念撮影をする。風が強く、寒いので早々と腰をあげる。
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 下りははやい。9時45分袴腰岳着。ここでデジタルカメラの電池が切れてしまう。縦走はこれからというのに、本当に残念だ。
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 正月に登った檜倉岳(631m)が東に見え、懐かしくなる。
 地図とは違い、意外に複雑な稜線である。ときに切れ落ちている所もあり、油断はできない。
 それにしても、ぶなの林は歩いていても気持ちがいい。
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 百軒岳手前の鞍部で、地図にはない林道が入ってきて驚く。稜線は90度向きを変え、急登をこなしたら百軒岳の頂上だった。11時。西側には6、700m台の山々が多く、同定に苦労する。
 あとは一路南下である。733mピークは東面の斜面が全層なだれをおこしている。
 積雪は1m位か。この時期としては本当に少ない。ぶなの木についているコケから見ると、例年はあと1m2,30cmは積もるようだ。
 周防堂山11時55分着。このあたりでは小さなピークである。
 いよいよ松倉山である。その前に659mピークに登らなくてはならない。鞍部から見上げる659はとてもこの標高とは思えない迫力だ。
 一気に登り小休止する。6日前に登ったsegawaさん足跡がある。
さて、これからがきつかった。左側は断崖絶壁、右斜面も急傾斜で落ち込んでいる。稜線の雪庇は不安定。6日前のトレースを参考に慎重に歩を進める。最後に核心部が待っていたことになる。
 1時10分ようやく松倉山到着。ほっと一安心する。
 下山であるが、まず634mピークまで移動する。分水嶺をそのまま南下し、林道を横切る。
 344mピークまで登り返し、東の290mピークをめざす。このあたりは雪が少なくなって、半分やぶ漕ぎ状態である。ピーク直前で踏み跡が見つかり、これをたどることにした。踏み跡は南下する尾根を絡むようについており、ずいぶん助かる。
 杉の植林地にぶつかったので、稜線まで登り返す。尾根どうしに下ったら、ちょうどうまい具合に不動滝の林道に出た。
 そのまま舗装道路を歩き、待望の吉岡温泉には3時35分に到着した。

 好条件の中、はじめての稜線を踏破でき、大満足の山行だった。
 
 

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