« December 2006 | Main | February 2007 »

January 27, 2007

スパンティーク峰(7027m)遠征 Ⅲ

 Gezann1
8月2日、ようやく傷が少し乾いてきた。この時点で皆はトンガリの直下6200m地点まで到達していた。4日少し悪化。5日あきらかに悪くなってきている。ここまでがんばってみたが、もうだめだ。ガーゼも底をついてきており、もう下山するしかない。赤星ドクターと相談し、夕方隊長にトランシーバーで連絡した。11日間BCでじっとしていたが、結果は下山だ。C2が6150m地点に建設されようとしている今降りるということは、本当に断腸の思いだ。しばらく動かなかったので、足の筋肉が落ちて悲しくなる。
 Gezann2
6日、いよいよ下山である。9時過ぎハイポーターのカリームと一緒に出発する。足の方は運動靴なのであたらず、大丈夫そうである。ピークで名残惜しいBCに別れを告げ、後はチョゴルンマ氷河を下りに下った。Gezann4
6時45分マンビーホーラーの上流30分のところにテントを張った。
Gezann3
 7日、6時20分出発。途中ハラモシュ・ラを越えるという5人組に会う。アランドゥ着10時。Gezann6
ハイポーターのアリの家で1時間ほどゆっくりし、ドコに向かった。カンカン照りで脱水症状を起こしながらも、3時45分にたどり着いた。ここで、同じスパンティークに登るというドイツ隊に会う。下山を決めて以来落ち込んでいたが、彼らと話し込んでいるうちに再びファイトが湧いてきた。傷が治り次第BCに帰るぞと心に誓う。Gezann5
彼らが使ったジープに乗り夜10時10分やっとのことで、スカルドゥに着いた。本当に疲れた1日だった。


 

 教育基本法改悪案が通った。教育再生会議が第一次報告を出した。
 教育評論家の尾木直樹さんのコメントを引用する。
 「教育再生というならまず必要なのは政府に対する教育予算増や条件整備のはずです。ところが報告にあるのは教師の声、子供たちの実態をまったく踏まえず、上から強権的に国民に命令する内容ばかりです。一方的、一面的で、きめつけが多い。しかも何らかのりねんがあるならまだしも、あるのは対症療法的に管理強化をするということだけです。以下略」。
 月刊「世界」2月号の特集 教師は何に追いつめられているか、も非常に参考になった。
 このテーマで3月くらいに講演会を開きたいと思う。ご期待ください。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

January 21, 2007

三角山(741m) 07年1月20日 同行Tさん、Sさん

 以前から登ってみたかった八雲の三角山に行ってきた。なお今回は、最近この山に登られた「地図がガイドの山歩き」の記録を参考にさせていただいた。
          三角山に登る途中から見た雄鉾岳
P1200068
 7時40分おぼこ荘出発。積雪は2~30cmと少ない。
P1200064
P1200066
 当初591mピーク経由のコースを考えていたが、頂上直下が見た目にもあまりに急なので、北尾根に変更する。
 標高224m地点手前の橋で鉛川を渡って、三角山に西面にくいこむ沢に入る。
P1200069
 林道をたどり3つほど新しい砂防ダムを越えていく。
 道がなくなり沢通しは困難なため、いったん591mピークへつづく尾根に上がってから、トラバースして標高300m地点までおりてきている尾根に取り付いた。
 積雪は徐々に増え、急なところでは膝を没するラッセルとなる。
P1200075
 9時40分やっと北尾根の取り付き地点まで到着。見上げる三角山はまだまだ遠い。
P1200081
 天候は徐々に回復し、雄鉾岳、岩子岳、ペンケ岳などの眺望がすばらしい。
 いよいよ北尾根だ。1箇所かなり急な斜面が現れ、右からまわりこんで越えた。
P1200085
P1200086
 あとは順調にラッセルをくりかえす。対岸に賀呂山(693m)が見えてきた。
 頂上はまだ先だろうと思いながら登っていたら、あっさり山頂に到着した。11時10分。
P1200093
P1200090
P1200105
 展望はまずまずで、西には雄鉾、南には元小屋沢山、秘峰沖沢山、砂蘭部岳などを望むことができた。
P1200100
 頂上でいつもの記念撮影をする。
P1200104
 それにしても不遇なこの山に新年早々2パーティーも登るとは、今までないのではなかろうか。
 しばらく休んで、来た道を引き返す。下りはラッセルがなく本当に楽だ。
P1200110_1
 登りで苦労した急斜面をクリアしてひと安心。遊楽部岳や冷水岳も見えてきた。
 標高300mの尾根末端まで下り、あとは沢通しにおりてみることにする。
 途中何度か渡しょうしなくてはならなかったが、幸い靴を濡らさずに済んだ。ルートとしてはこちらの方がずっと早いと思う。
 朝のトレースに合流し、のんびりと歩く。下りはやはり早く1時間半強でおぼこ荘に着くことができた。
P1200119
前から気になっていた三角山に登れ、満足した山行だった。
*同行してもらったSさんの記録は、リンクの「一人歩きの北海道百名山」をクリックしてください

| | Comments (4) | TrackBack (0)

January 13, 2007

熊泊山(818m) 07年1月13日 同行Tさん、Sさん

 道南で道のない山熊泊山に行ってきた。
             頂上に迫るTさんとSさん
P1130042
 以前から登りたかった山である。
     鹿部丸山への稜線から見た熊泊山と奥に泣面山
_023_5
  黒羽尻川支流の林道は延々と除雪がなされていて、標高440m地点で車をとめた。当初の見込みより4km以上楽ができたことになる。
P1130028
P1130029_1
 8時出発。熊泊山から東北東に延びる尾根に取り付く。積雪はこのあたりで6~70cmある。天候は小雪模様だ。
 写真のように急な斜面となっていて、膝くらいのラッセルをくりかえす。
P1130031
 約1時間の奮闘で、700m地点に飛び出る。
 ここからは、傾斜がゆるくなるも潅木が密生していて歩きにくくなる。
 ラッセルを交替しながら歩を進め780mピークで小休止。
P1130037
 めざす熊泊山が高く望まれる。
P1130040
 新雪と樹氷、それにダイアモンドダストも輝いている。
 10時10分登頂す。予想よりあっけなかった。
P1130045
 まずいつもの記念撮影。
P1130052
P1130035
P1130048
P1130053
 展望は対岸に泣面山、遠くに奇怪な山容の三森山、奥には袴腰と烏帽子、さらに鹿部丸山まで見える。
 これだけ見えれば満足である。
P1130047
 積雪は1mくらいか。小さい雪庇もできている。
 寒くなってきたので下山の途につく。
 下りは楽だ。急斜面では、スケーティングよろしくスベって降りれ、11時半には林道に到着できた。
P1130061
 短時間であったが、新しい山に登れ満足した山行である。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

January 08, 2007

庄司山(570m)縦走 06年1月8日 単独

 大荒れの翌日、函館市近郊の山庄司山に道のない南東面から登ってみた。P1080010
P1080002
P1080004
 8時25分中野ダム出発。積雪は10cm。いつもながら対岸の岩峰が目立って見える。
 亀田川沿いに30分ほどさかのぼり、桔梗に通じる林道に入る。
P1080006
  向かって右の斜面を直登した
P1080008
 小尾根を越すとめざす庄司山が見えてきた。とても500m台の山には見えない。
 庄司山南東面の基部を走る林道に進み、全貌が見えるところでルートを検討する。積雪はこのあたりで3,40cmだ。
 頂上にまっすぐ登ることも考えたが、傾斜が予想外に急で断念する。
 山頂の5~600m手前から杉の植林帯を登り出す。
 ほどなく斜面が急になり、膝くらいのラッセルをくりかえす。
P1080013
 途中岩場が出てきて、左からまわりこむ。傾斜はいっそう急になり部分的には45度を越すようなところも出てくる。
 この核心部を越えると稜線まで一投足だった。
P1080014
 新雪に朝日があたってまぶしい。稜線は小さい雪庇ができている。
 あとは稜線のラッセルを十数分つづけたら頂に着いた。10時30分。
P1080021
P1080022
 函館市街や当別丸山方面がよく見える。
 背後の横津はスキー場の途中までしか見えず。
P1080020
 南東には中野ダムと岩峰が見下ろせ、雁皮山もすっきりと望めた。
P1080016
P1080019
 いつもの記念写真を撮る。積雪は50cm位はありそうだ。
 寒くなってきたので、登山道を下山にかかる。
 少し下ると砂防ダムが見え、面倒なのでまっすぐ降りることにした。
 登山口で今年すでに3人ほど入山しているのに驚く。
P1080024
P1080026
 あとは林道をのんびり歩いて、12時5分上蒜沢橋に到着した。
 短時間であったが、新しいルートを踏破でき、満足感のある山行だった。
 
 
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

January 03, 2007

檜倉岳(631.5m) 07年1月3日 同行Kさん、Uさん、Tさん、Sさん

 道南は大千軒岳連峰の展望台、檜倉岳に行ってきた。
 *なお、今回はカメラを落としてしまい、掲載の写真はすべてSさんとTさんのものを利用させていただいた。この場を借りてお礼を申し上げます。
           朝日に染まる前千軒岳
Akaneiro
 6時50分住川分岐部出発。積雪は15cmくらいと、この時期にしては驚くほど少ない。
Zp1030001
 145m地点からテレビ塔に向かう沢沿いの道に入る。
 ほどなく沢は二股になり、右を選択する。沢沿いのコースは滝に阻まれたため、右岸の尾根に取り付いた。
 この尾根は急で、かなりのアルバイトとなる。標高350m地点でカメラを落としたことに気がついた。
 しばらく戻ってみたが、発見できず。帰りに期待することにした。
 気をとりなおして、381mピークにあるテレビ塔までがんばる。9時着。
 檜倉岳がよく見える。
 ここからは林道歩きとなり、531mピーク南の鞍部まで楽ができた。
 531mピークの西斜面をトラバースしながら檜倉岳との鞍部をめざす。途中根曲がり竹が密生しているところがあり、しごかれる。
 頂上直下で積雪は50cm前後。最後は斜面を直登して山頂に出た。11時。
Zp1030015
 前千軒岳が真っ白だ。袴腰、百軒から松倉、白神岳まで全部見える。振り返ると岩部岳や七ツ岳も望め360度の展望である。
Heiwakenpou
 いつものように記念写真を撮ってもらう。
 しばらくのんびりしたあと、下山にかかる。カメラの件があるため、忠実に来た道をたどった。
 注意深く探しながら、降りるも見つからず。残念だがあきらめた。
 あとは、知内川に沿って林道をたどり、2時に下山する。
 同行の皆さんのおかげで、新しい山に登れ、満足した山行だった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« December 2006 | Main | February 2007 »