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May 01, 2006

日高トヨニ岳~ピリカヌプリ 06年4月29日 単独

 翌日は以前から狙っていたピリカヌプリをめざした。
 4時13分野塚トンネル入り口出発。西にある主稜線に突き上げるゆるい沢にトレースがついており、それをたどることにする。雪はかなり多くまったく問題ない。朝日が野塚岳にあたってきた。
 5時25分稜線に出る。南には昨日登った楽古や十勝も見え、すばらしい景色だ。北には写真のようなトヨニ岳も見上げられ、ファイトがわく。
Toyoni1
 この地点からは一部細い稜線となっていて注意しながら登って行く。いよいよ南峰が近づいてきた。ここから見る南峰は写真のように迫力があり、やはり日高の主峰のひとつだと感じる。
Toyoni2
 南峰は6時55分着。北には北峰とその奥はるかにピリカヌプリが望めた。ここから見るピリカは写真のようにおそろしく遠く、これを今日中にピストンすることができるだろうかと不安もよぎる。
Toyoni3
 北峰は順調に越え、徐々にピリカが近くなってきた。1512mピークのあたりで突然トレースが合流してきた。おかしいなと思いよくよく見たら、写真のようなクマの足跡だった。東側の沢に降りて行っているようだ。雪山はクマの動きもわかるので安心だ。
Pirika1
 Pirika2
 1500mピークから一気に150m近く降りる。小休止後ピリカの登りにかかる。稜線が細く一部両側とも切れ落ちた雪稜も出てきて油断ができない。頂上直下の急登をこなすと待望の山頂だった。10時7分。景色はすばらしいの一語で、北はエサオマントッタベツからカムエク、1839やペテガリ、近いところでは神威とソエマツなどが望め、このまたとない瞬間を十分に味わった。
Pirika4
 先が長いので、10時半過ぎ重い腰をあげる。例の雪稜は慎重にこなし、1338mピーク付近で札幌からきた2人組に会う。彼らも日帰りだ。北峰を越え、1時半南峰着。ちょうど3人パーティが東峰に向け出発したところだった。東峰も写真のようになかなかすっきりしたピークである。
Pirika7
 南峰から少し降りたところで振り返ると、写真のように南峰が聳え立っているのが見えた。さらに下っていくと3パーティに会う。皆稜線上で泊るようだ。朝突き上げた地点から少し登って、1268mピークを下山地点とする。気温が高くなり、ツボ足ではかなり埋まるも気にせず降りつづけ、3時40分トンネル着。
 真っ白なピリカヌプリに登頂でき大満足の山行だった。
Pirika6
 

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