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April 30, 2006

日高楽古岳~十勝岳縦走 06年4月28日 単独

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 写真:中央一番奥が楽古岳と十勝岳。カメラを忘れたため翌日トヨニ岳途上から写す。
 今年の連休は、久しぶりに日高へ行くことにした。
 まずは楽古岳へ。メナシュンベツ川沿いに車を走らせるも、牧場の近くで除雪は終了だった。
 5時50分出発。霧が出ていてあまり遠くは見えず。50分かかって楽古山荘通過。
 ここより渡渉を繰り返しながら、上流へ。雪解け水で思いのほか増水しており、やっとのことで靴を濡らさずに済んだ。7時40分尾根取り付き着。残雪豊富で急な尾根を直登していく。
 天候は徐々に回復し、周りの山々が見えてくる。9時5合目で一休み。ミズナラが多い尾根は気分も爽快だ。
 1317mピークに出ると、楽古岳が見えた。写真を撮ろうとして、カメラを忘れたことに気づく。中国のミニヤコンカもかくやと思わすような真っ白な姿をお見せできないのは、かえすがえすも残念である。
 10時5分登頂。風が強く、南に少し下って休む。広尾岳の鋭鋒が印象的である。
 カッパの上下を着込み、目出帽、オーバーミトンの完全装備で縦走に踏み出す。十勝岳の重量感あふれる姿を胸に刻み込む。1285mピークに着いた頃から、ガスが出てくる。1250m地点で視界がなくなる。南側のハイマツをたよりに登って行く。視界はいっそう悪化し、10mくらいとなる。なかなか頂上に着かずくさってくるが、とにかく高いところをめざす。12時40分ようやく頂上着。何も見えず寒くて休んでもいられない。
 当初オムシャヌプリまで行くつもりだったが、この先天候が回復する保証もないので、このまま西尾根を降りることにした。視界がなく、地図と磁石で慎重にルートをとる。
 しばらく下ると1~2週間前と思われるトレースが出てきて一安心。1148mピークは確認できた。900m地点からは急な尾根となり、どんどん高度を下げていく。800mまで降りるとようやく視界が利いてきて、国道も見えてきた。そのまま雪尾根ををたどり、2時45分翠明橋の近くに下山した。西尾根は厳冬期でも登れるすばらしいコースだと思う。
 後半天候が悪化したが、未踏の十勝岳を踏破でき満足した山行だった。

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April 23, 2006

連休は北海道と信州の山で平和憲法をアピールします

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写真:雪煙のあがるスパンティーク峰 
 今年の連休、前半は道内の山で、後半は信州の山でいつもの旗をもって平和憲法をアピールしてきたいと思う。詳しくはのちほど。
 
 さて、皆さんは近日中に共謀罪法案が可決される可能性が出てきていることをご存知だろうか。きくちゆみさんによると、「あのお菓子は食品添加物が入っているから体に悪いよ。みんなで買わないようにしよう」という会話でさえ罪になってしまい、処罰の対象になるという。与党が多数をとった今、このような重大な問題を委員会で簡単に通してしまおうというやり方には、どうしても納得できない。新聞、テレビなどのメディアはどうしてもっととりあげないのか。
 のんびりと山にも行けない時代がすぐそこまで迫っているようで、そらおそろしい気がする。

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April 15, 2006

近郊の山 06年4月15日 単独

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 好天に誘われ、近郊の山に行ってきた。9時45分出発。12時55分登頂。3時下山。

綿井健陽さんの「Little Birdsーイラク 戦火の家族たち」 を見た。私がこれまで見たもののうちでもっとも衝撃的だった。特に米軍の攻撃で死んだ子供を前に嘆き悲しむ父親の姿は、身につまされるものがあった。
 現在日本では、「癌」についての関心が高まっている。もちろん適切な診断、治療がなされるべきである。しかし、日本も加担して継続中のイラク攻撃により多数の「癌」が発生し、満足な治療も受けられず苦しんでいるということに我々はあまりに無関心ではないか。
 DVDで購入できるようになったので、ぜひ見てほしいと思う。

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April 09, 2006

冷水岳~白水岳~貝取ま縦走 単独 06年4月9日 

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以前から行ってみたかったコース、冷水岳南東尾根~白水岳~貝取まの縦走をしてきた。写真は冷水岳山頂から見た白水岳連峰。
 雲石峠を越えると、めざす冷水岳がはるかな高みに見える(写真左)。この迫力は道南でも指折りだろう。5時40分、見市温泉着。ほぼ同時に山の会のUさん、Sさんが車で到着する。同じコースを登るという。まったくの偶然であるが、本当に驚いた。
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 私は天候次第で縦走するつもりなので、一足先に出発する。けっこうもぐるのでワカンをつける。尾根に出るまでが一苦労だった。
 ぶなの多い明瞭な尾根を黙々と登る。雪もあまり沈まなくなり快適だ。対岸にはどっしりした毛無山(720m)が見えてくる。約1時間で標高700mのピークに出た。東方向には雄鉾岳の特異な山容が望まれる。
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 標高850mを越えると尾根が回りこんでいて、正面にめざす冷水岳が眺められる。
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 尾根が西に向かうようになると、写真のように頂上がまじかに見える。一気に登りつめ、8時25分登頂す。白水岳方面の展望がすばらしい。2年前登った岩子岳やペンケ岳(写真左)、先日行ったスルカイ岳なども指呼できる。下から登ってきているUさんの黄色いヤッケを確認して縦走に入る。
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 奥冷水岳のピークを越すと、急な下りとなり慎重に降りる。振り返ると写真のように立派な冷水岳の姿が見上げられた。
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なだらかな熊石岳を過ぎ、遊楽部岳への分岐到着。あいかわらず遊楽部の上部はガスっていて見えず。この地点から見る白水岳は写真のようにピラミダルな山容である。
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 張り出す雪庇に気をつけながら急登を登りきると白水岳山頂着10時25分。風が強まり、天候は悪化傾向か。いつものように中白水岳をバックに写真を撮る。
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 さて、いよいよ未知の領域だ。西の1018mピークをめざして下ってゆく。登り返しがきつかったが、11時10分到着。遊楽部岳と臼別岳が山頂まで見える。3年前の3月、苦闘した時のことが思い出される。
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 山頂は風が強くて、とても休んでいられない。852mピーク近くの鞍部で小休止。
 尾根を間違えたことに気がつき、町界となっている尾根に移る。写真のように裏から見た白水連峰の景観もなかなかのものである(写真下)。
 599mピーク経由の下山コースも考えたが、町界の尾根を忠実に下り続ける。430m鞍部まで降りてみると、進行方向の613mピークが高い。その先の尾根は雪があまりないようだ。この地点から、貝取ま川の旧温泉を目標に降りることにした。標高250m地点まで来ると林道に出た。あとはこの道をたどり、容易に休憩所着。
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 所々雪が消えた林道を側壁からの落石に注意しながら歩く。約3kmであわび山荘到着1時50分。一風呂浴びたあと帰路についた。
 久々に充実した山行だった。

 

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April 02, 2006

富士登山競争と白峰三山日帰り縦走Ⅱ 単独

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 写真 甲斐駒から望む冬の北岳
 富士山は5合目止まりで不完全燃焼だった。このまま今シーズンを終えるのはもったいないので、10日後南アルプスへと向かった。初日は広河原山荘泊。消灯時間を過ぎてもうるさい人がいて、またしても寝不足となる。
 4時26分出発。10分位歩くと夜があけてきた。早出した人たちをどんどん追い抜いていく。朝食は山荘でもらった弁当である。ありがたくいただく。
 大樺沢沿いの道を北岳を見上げながら進む。二股を越えたあたりで、先頭パーティーに追いつく。ここからはかなりの急登である。なるべく休まないようにして一気にこなす。お花畑とまではいかないが、いろいろな高山植物が目をなごませてくれる。
 7時19分北岳山頂着。ガスがかかり、北アルプス方面は見えず。甲斐駒、仙丈、八ヶ岳は確認できた。
 小休止後、三山縦走へと踏み出す。北岳山荘まで降りて、見上げる中白峰が高い。はるか上部を登るパーティーに追いつけるようペースを上げる。ピークに近づくとガスってきた。間ノ岳着8時53分。一瞬ガスが切れて、塩見岳が望まれた。
 農鳥小屋まで一気に下る。ここでジュースを1本調達。気分を変えて登りに入る。本日最後の登りなので、気合が入る。西農鳥岳を越えたあたりで、軽装で飛ばしてくる同好の士とすれちがった。10時22分農鳥岳着。
 大学生パーティーが桃の缶詰をうまそうに食べているのを横目で見ながら下りに入る。大門沢下降点で40人位の大部隊に追いつく。木の根、石ころが多い急坂をがんがん降りる。12時1分大門沢小屋着。
 ジュースをもう1本空ける。休憩もそこそこに出発。道が良くなりだいぶ歩きやすくなってきた。小尾根を乗っこす地点から走りをまじえる。吊り橋をやり過ごしたら、林道に出た。カンカン照りのなか、走りに走る。奈良田の手前数百mのところで車にひろわれ、1時35分奈良田到着。
 町営温泉で汗を流し、2時発のバスに乗り込んだ。身延線、中央線と乗り継ぎ、夕方には帰宅した。

 「ランニング登山」の著者には及ばなかったが、まずまずのタイムで早駆けできた山行である。

ここでお知らせをひとつ。私も会員の「稜北九条の会」が設立1周年を記念して講演会を開きます。4月26日水曜夕方で場所は稜北内科・小児科クリニックです。講師は北海道自衛隊イラク派遣違憲訴訟弁護団事務局長の佐藤弁護士の予定です。入場無料で、誰でも参加できます。道南の方はぜひのぞいてみて下さい。
 
  

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