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October 22, 2005

ネパール アイランドピーク登頂Ⅳ 1990年10月 同行シェルパ

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 写真 左:頂上に立つNシェルパ、パックはマカルー 右:頂上の私、バックはアマダブラム
 Nは容易だと思ったのか、ザイルもつけず20m位登ってしまう。こんなところで命を落としたくないので、ザイルをつけるよう説得する。彼のところまで登り、そこから3ピッチスタカット登攀した。上部へ行くほど急になっており、中央のセラックを右から回り込むようにして登りきった。途中休むところがないので、息が切れること。
 稜線に出ると頂はわずか150m先である。小休止後すっきりした雪稜をコンティニュアスで登り、9時8分頂を踏みしめた。
 無風快晴。眺望は本当に感動的だった。眼前のローツェ南壁は手が届きそうなくらい。マカルー、バルンツェからアマダブラムまでつづく白銀の峰々。奥にはチャムランやメラ・ピークも見えるではないか。遠くロールワリンヒマラヤやチョーオユーまでも望まれる。水筒の水を飲みほし、あらためて四囲を見わたす。体調もよく、この2度とない時間を存分に楽しんだ。
10時下山開始。例の雪壁の上で降りる準備をしていると、アルプスのガイドだという3人が別々にノーザイルで登ってきた。さすがだ。
 Nに確保してもらい、私が降りる。40mザイルをのばしてNを迎える。ここで彼に落ちられたら、この装備ではとても止められないだろう。彼にそのまま40m降りてもらう。次は私の番だ。手足とも限界に近かったが、気力でこなし基部まで達した(11時10分)。
 しばらく休んでから下山する。あとは休まず下って、1時24分にはBCに着いた。極度の脱水だ。チャイを何杯もおかわりする。2時10分BCに別れを告げ、4時5分チュクンに降りた。
 9日。ポルツェ泊。
 10,11日。ゴーキョピーク(5360m)に登頂した。
 12~13日。ナムチェバザール経由でルクラまで下山。
 14~17日。4日間でジリまで歩く。トレッキング本来の良さが残っている静かで味のある旅だった。
 18日。バスでカトマンズ帰着。

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