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September 30, 2005

ネパール アイランドピーク登頂Ⅰ 1990年10月 同行シェルパ

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 写真 カラパタール奥の5700mピークからプモリ峰を見上げる 
90年秋、休みがとれ久々にネパールヒマラヤに行くことにした。トレッキングだけにするか、それともトレッキング許可証で登れる山をめざすか、大いに迷う。日本で考えてもラチがあかないので、一応登れる準備をして10月24日、日本をあとにした。
 25,26日。アイランドピークに登ったことのあるNシェルパ(24歳)が見つかり、諸手続きをしたり、足りない装備を借りたりして、準備を済ませた。
 27日。ルクラへ飛ぶ。パクディンマ泊(2600m)。
 28日。ナムチェバザール着(3440m)。食料、テントなど共同装備を調達する。
 29,30日。Nの故郷であるポルツェ村(3840m)着。ここでザイル、スノーバーなどを補給し、裏山の4200m地点まで往復する。
 31日。パンボツェ経由でペリチェ(4200m)まで。タムセルク、カンテガなど鋭峰を仰ぎ見ながらのキャラバンである。この日はじめてアイランドピークを望んだ。予想以上に険しそうだ。裏の丘を4650m地点まで往復する。ペリチェは風の通り道になっていて寒い。
 11月1日。今日は高所順応の日だ。昨日の丘を5000m地点まで登る。めざすアイランドピークをはじめ、マカルー、アマダブラムなど本当にすごい眺めである。少し食欲がなくなってきた。
 2日。のんびりと出発する。はじめは草原を、つづいてモレーンの丘を登ってゆく。トゥクラで昼飯にし、ロブチェ(4930m)には4時間で到着した。一休みしてから本日も高所トレーニングへ。エベレスト方面に少し進んだ後。西面の丘に登る。標高は5250m位か。すばらしい展望だ。夕方ローツェ、ヌプツェに夕陽があたり、美しかった。

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September 25, 2005

八甲田山 05年9月22日 単独

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 写真 左:すっきりした高田大岳を望む 右:原生林に覆われた小岳を見上げる
 白神岳の翌日、八甲田に登った。朝一番のバスで青森駅を出発。ロープウェイを利用して、山頂公園駅まで楽をさせてもらう。9時勇躍歩き出す。
 今日は午後から雨の予報だが、何とかしばらくはもちそうである。快調に登って、赤倉岳で呼吸を整える。そのまま下って大岳避難小屋へ。立派な小屋に驚く。ここから八甲田大岳まで直登だ。一気に登って10時10分登頂。
期待した360度の大展望は得られず、南八甲田方面がガスに覆われてきている。それでも、高田大岳、小岳などめざすピークは確認できた。
 下りは早い。仙人岱まであっという間に降りてしまう。ここから見上げる小岳はうっそうとした原生林に覆われ見事だ。登る人が少ないのか、道が悪くなる。高田大岳直下で単独の若者を追い越し10時50分到着。
 いよいよ雨が本降りとなってきた。ぬかるんだ道を忍耐でこなし、1時10分谷地温泉に下山した。

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September 24, 2005

白神岳 05年9月21日 単独

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写真 左:向白神岳方面をバックに 右:頂上直下でわずかに色づきはじめた木々を見る
岩木山の翌日白神岳をねらった。十二湖から縦走するつもりだったが、先日の集中豪雨で通行止めになっていることを知り、白神ピストンに変更する。
 6時25分出発。登山口周辺は、思いのほか花が多く短時間で10種以上の花に出会った。静かな山道をしばらく登ると、二股分岐に着く。昨日は晴れていたので増水はないと判断して、沢コースへ。小沢を数回わたると二股に出た(7時40分)。
 小休止後登りにかかる。驚くほどの急登で、ロープがべた張りとなっている。朝露にぬれたやぶをこいで、コースタイム1時間のところ、1時間5分かかって登頂する(8時55分)。
 残念ながらガスのため、展望はいまいちだ。静かな頂で至福のときを過ごしたあと下山にかかる。気持ちの良いぶなの尾根道だ。マテ山は10時35分着。
 昨日と異なり時間に余裕があるので、のんびり歩いて12時20分白神岳登山口駅に到着した。
 次回は春山の時期にぜひとも縦走してみたいものだ。

ここで話題をひとつ。21日のニュースによると、与党幹事長はは憲法改正(改悪)のための国民投票法案を今国会に提出することで一致したという。マスコミなどメディアへの厳しい規制と、一般市民が集会、討論会などで自由に意見を表現することが許されないなど、ついこの前までは考えられないような法案だという。
 いよいよ大変な時代になってきた。微力ながら、周りの人に知らせていきたいと思う。

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September 23, 2005

岩木山 05年9月20日 単独

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 写真 左:岩木山神社コースから山頂を見上げる 右:頂上から津軽半島を見下ろす
前から気になっていた山、岩木山に登った。この山は大千軒から見たことがあり、条件が良いと函館山からも見えることがあるという。
 8時30分岩木山神社前出発。スキー場の中を登り、樹林帯に入る。気温が高くあっという間に汗だくになる。9時15分カラスの休場通過。それにしても、ヒグマがいないということはずいぶん精神的に楽だ。
 焼止りヒュッテには10時着。ここで息を整え、大沢に入る。急登だけにどんどん高度が上がる。リフトからの道が合流すると頂上まで一投足だった(10時55分)。
 八甲田方面は雲のため見えないが、白神から津軽半島、北海道までの展望を満喫する。地元のおばさんたちの会話がほとんどわからず、驚いた。
 バス時間があるので、8合目駐車場へ。11時40分着。今日は4、50人の登山者に会ったので、そのうち3分の1くらいの人にアピールできたのではないかと思う。

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September 18, 2005

庄司山 05年9月17日 単独

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 写真 頂上から函館山と市街を望む 
 午後から雨の予報なので、近くの庄司山に自転車で出かけた。約1時間で登山口到着。あまり入山する人がいないのか、道は笹ややぶがかぶさり歩きにくい。それでも30分で山頂着。函館方面の展望が良い。意外にも大千軒まで見える。少しのんびりしたあと下山する。3時間かからず帰宅でき、効率の良い登山だった。

 雑誌「世界」10月号の「イラクでいま本当に起こっていること」という高遠菜穂子さんの文章を読んだ。イラクの現状は驚くべきもので、高遠さんの最近の活動も知ることができ、非常に興味深いものだった。ぜひ一読をすすめたい。
 さて、以前山頂で訓練中の自衛隊員と一緒になったことがある。大部分が20歳代前半の若い人たちで、活力に満ちていた。こういう人たちがイラクに送られているのかと思うと複雑な気持ちになった。
 今年12月で自衛隊派遣は終了かと思いきや、さらに延長するという動きが強まっている。へたをすると北海道の自衛隊員は2巡目に巻き込まれてしまうのではないか。
 自民党が空前の大勝をし、前原民主党党首は戦力不保持を宣言した九条二項について「削除して自衛権を明記する」と発言。これは大変なことになってきた。
 私も微力ながら、活動を続けていきたいと思う。

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September 13, 2005

冬の日高1839m峰と1823m峰 昭和59年12月31日から1月4日 越稜山岳会山行 

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 写真 左:登頂後鞍部から振り返る1839m峰 右上:1839m峰 右下:1823m峰まであとわずか
 古いものであるが、日高の記録をひとつ紹介したい。5人で新潟から遠征したときのもので、帯広わらじの会との合同登山(行動はまったく別)であった。数年後帯広の人たちの内一部ははインドのニルカンタ峰に遠征し、雪崩で帰らぬ人となった。忘れられない山行である。
 31日。ランドローバーで登山口に向かう。途中の景色は牧草地帯に民家がたまに出てくるくらいで、いかにも北海道らしいものであった。何の気なしに外を見ていると、なんと馬そりが今でも使われている場面に出くわす。これには正直いって驚いた。この年は10cmと雪が少なく、4WDは我々を札内ヒュッテ近くまで運んでくれた。
 朝の冷気の中、コイカクシュサツナイ川沿いにさかのぼる。谷底から見上げる山々は、なにかしら内地の山とは雰囲気が異なり、日高に来たことを実感させてくれた。上二岐からは冬尾根にルートをとった。上部には岩交じりのやせ尾根があり、クラストした雪とともに緊張の連続となる。やはり日高は簡単には稜線に立たせてくれないと思い、かえって感心したりもした。
 夕方やっとのことでコイカクシュサツナイ岳に出た。とたんに烈風の洗礼を受けた。と同時に、氷河地形を残す鋭い稜線が南北に延々と連なっているのが目に飛び込んできた。日高のうねるような山並みだった。この山稜を舞台に、以前本で読んだことのある数々のドラマが展開したのかと思うと、懐かしい気持ちになった。
 のんびりもしておれないので、稜線直下に雪洞を掘ることにした。硬いのでノコギリが大いに役立つ。わらじの会の人たちから、高床式(入り口から階段を登って床となる)の雪洞のつくり方を教わる。外気からの完璧なまでの遮断効果に、こちらも雪国育ちとはいえ、しんから脱帽した。
1日。この日は1839m峰を狙った。この山は主稜線から西にはずれているせいか実に目立つ山で、山容の険しさからも日高ではユニークな存在となっている。
 サブザックひとつで元気に飛び出した。気温はマイナス24度。烈風強く、日高特有のナイフのような稜線とあわせ、越後の山でもあまり経験したことのないような厳しさであった。ヤオロマップ岳(1794m)に近づくと暴風となり、風の息(しばらくしのいでいると少し弱まる時がある)をねらってほふく前進するようなかっこうとなってしまった。少しでも気を抜こうものなら、体ごと谷底までもっていかれそうなくらいだ。少し大げさだが、ヒマラヤのジェット・ストリームもかくやと思わせるほどであった。あまりのすごさに態勢を立て直さざるを得ず、早々とコイカクの雪洞へと引き返した。戻ってみると、今日の烈風を物語るかのごとく、全員顔面に凍傷を負っていた。
2日。今日こそということで早立ちした。もちろん完全にアイゼンの世界だ。風は昨日と同様厳しく、バランスを失って落ちないよう神経をすり減らした。ヤオロマップを越えると、ペテガリ岳、ルベツネ岳など南方の山々が姿を現わす。1943年、コイカク山頂のイグルーから延々15時間かけてペテガリ岳厳冬期初登頂をなしとげた北大山岳部のことが思い起こされた。
 ヤオロマップを越えて1839m峰方向へ進むと風は弱まったが、代わりにラッセルが深くなった。シピチャリ山方面には美しいカール地形が見え、感激した。基部まで近づいて見上げる1839m峰は驚くほど急峻で、両側が切れ落ちているだけに身震いするような斜面であった。ザイルを固定し、ピッケルを深々と突き刺しながら一人ずつ登っていく。重力に抗しながら必死に登った。2ピッチの苦闘の末、ついに風雪の山頂を足下にすることができた。ここまでが厳しかっただけに、さすがにうれしさがこみ上げ一人ひとり固い握手をかわした。
 3日。1823m峰を往復。
 4日下山した。
 初めての日高は、予想はしていたとはいえ厳しいものであった。寒さ、風、鋭い稜線、どれをとっても一級品であった。ヒマラヤの厳しさに匹敵するもので、忍耐を学んだ山行だった。

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September 03, 2005

黒松内岳と長万部岳 05年9月1日 単独

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写真 上左:520m地点から見上げる黒松内岳 上右:黒松内岳山頂 下:五合目から望む長万部岳
 羊蹄山の翌日、余勢をかって黒松内岳と長万部岳を登ることにした。
 8時25分登山口出発。登山者名簿を見るとほとんど札幌方面から。道は最初からえらく急だ。
 ほどなくブナの樹林帯となり、気分が良い。528m地点を過ぎると下りとなり、黒松内岳が見えてきた。ガスがなかなかとれず、全貌は確認できない。
登りに入ると、急に花が増えてくる。オトギリソウなど可憐な花に見とれていたら頂上に着いた(9時15分)。
 残念ながらガスのため展望は得られず。記念写真を撮って、下山にかかる。頂上直下は運動靴のため、慎重に降りる。10時15分順調に登山口まで戻った。
 車で長万部岳へ移動する。二俣温泉への道を分け、林道を10分くらい進んだところでゲートがあった。
 11時出発。30分でうすゆき荘着。七曲りと呼ばれる単調な林道を黙々と歩く。5合目の鉱山跡で展望が開け、めざす長万部岳もまじかに望め、ファイトが沸いてくる。ここから一時ぶな林の中を登るも、そのうち根曲がり竹に覆われた道となる。頂上が近づくにつれ、エゾオヤマリンドウなど花も現れ、心が和む。
 12時35分山頂着。先ほど登った黒松内岳、大平山からカニカン岳につづく稜線が確認できる。静かな頂のひとときを楽しんだ。
 列車の時間があるので、あまりゆっくりはできない。巨大な看板をバックに写真を撮り、下りに入る。あとはボチボチ歩いて2時10分登山口に帰り着いた。

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September 01, 2005

羊蹄山早駆け登山 05年8月31日 単独

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 写真 左:静かな山頂 右上:頂から外輪山を見渡す 右下:キキョウと思われる花がたくさん咲いていた
 久しぶりに早駆け登山を実施した。場所は羊蹄山比羅夫コース。
 9月11日、第1回NAC羊蹄MOUNTAIN RACEがあるらしい。半月湖駐車場から頂上まで標高差1628mを制限時間2時間半で登る大会だ。下見と力試しを兼ねて、試みた。
 当日は上部がガスっているが、まずまずの好天。下から見上げる羊蹄は迫力十分だ。8時43分半月湖の駐車場を出発する。まずは750mの舗装道路。約5分でこなし、登山口着。名簿によると数人先行しているようだ。
 しばらくは傾斜がゆるく、ランニングを楽しむ。道がジグザグになると急になりもう走ることはできない。蒸し暑くて汗がふきだしてくる。5合目は54分で到着。アクエリアスで一息入れる。
 6合目あたりで下を見ると倶知安方面が見下ろせ、気分が良い。7合目でガスに突入。涼しくなってきた。少し登ると、外国人カップルに会い、先に行かせてもらう。外輪山が近づくに従い、高山植物がふえてくる。やっと火口に飛び出した。ここからは傾斜がゆるくなるので、再びランニングへ。岩場を越えたら頂上だった。10時45分着。下から2時間2分。登山口からは1時間57分だった。登山口からのコースタイムは4時間半なので、まずまずか。
 山頂には6人の登山者が休んでいた。しばらく待てどもガスは晴れず。あきらめて下山にかかる。下りは写真をとったりしながら、のんびり降りる。1時登山口帰着。
 短時間だったが、十分満足した山行だった。

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