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January 16, 2005

狩場山 03年4月29日 単独

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 瀬棚を4時半に出て、茂津多灯台近くの登山口まで送ってもらう。鳥がさえずるすがすがしい好天の中、5時10分出発。しばらく傾斜のゆるい広い道を進む。視界が利かず、熊よけのホイッスルを鳴らしながら歩く。カタクリなど数種類の花が見られ心が和む。階段状の登りをクリアした後、南に1002m峰の翼を広げたような姿が見えてきた。ゆったりした登りをもくもくと繰り返し、ようやくはるか先に前山が見えてきた。それにしても大きい山である。雪のため登山道はまったくわからず、地図にある台地の南端を確認しながら進む。1002m峰からつづく稜線がすばらしい。ハイ松が出てきて800m地点に着いたことがわかる。
 南には須築川の大渓谷、北にはオコツナイ岳が望め、この雄大な景色を独り占めできるというのは本当にもったいないと思う。オコツナイは一部藪が出ていて簡単にはピストンできそうもない。休み休み登って、前山到着は9時。正面にそびえる真っ白な狩場山がでかい。いったん下って小ピークを超えるが、このあたりは傾斜が急で雪の状態によっては注意したいところだ。最後の急斜面を登りきると待望の頂上着10時。振り返ると、たどってきた尾根、深い須築川渓谷、1002m峰に続く稜線などが見おろせた。
 山頂は風が強く、東の方に少し降りて小休止する。南には2年前登ったメップ、カスベがまだ真っ白である。遠くカニカン岳や長万部岳、稜線づたいに大平山までぐるっと見渡せる。この峰々を一気に縦走したら、さぞすばらしいことと思う。雪原を気持ちよく下り、11時10分東狩場山着。時間があればフモンナイへ足を伸ばしたいところだが、またの機会としよう。この先はかなりの急斜面となっていて、南へ回り込むようにして降りてゆく。雪が硬いようだと注意が必要である。ほぼ夏道どうりのコースを取り、12時15分林道着。
 まだ積雪は50cm以上あるようだ。1kmほど歩くと賀老の滝の看板が出てくる。ということは島牧まであと15kmはあるということになる。ブナ林の中雪道を黙々と歩く。しばらく歩くと東狩場山からフモンナイの稜線が見渡せるようになってきた。さらに5km進むと除雪の終点となり、車が一台駐車していた。時間がないのでとにかく歩きに歩く。千走川温泉が見えてからは近道をしながら急ぐ。あと6kmだ。バス時間が迫っており休んでいる暇はない。町が見えてからは走りも入れて、3時5分島牧着。バスはぎりぎりだった。丸一日歩いても誰にも会わず、充実した山行だった。

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