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January 15, 2005

岩子岳とペンケ岳 03年4月4日 単独

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 前から気になっていた八雲の岩子岳とついでにペンケ岳もかたずけようと試みた。岩子岳については東面から登るか、南面から攻めるか判断が難しかった。まず雲石峠まで行ってみる。峠が近づくと岩子岳が予想以上に近くに見える。東面はなんとかなりそうな斜面だ。峠で南面を偵察する。頂上に突き上げる尾根は笹藪だろうか、恐ろしく急で登る気がおきない。やはり東面の方が良いようだ。おぼこ荘への入り口まで戻る。予報に反し好天である。11時40分清流橋の手前から斜面の登りに入る。昨日新雪が20cm位降ったようだが、すでにかなり解けていて行動には支障なさそうである。けっこうな急斜面を登る。藪をつかんで登るようなところも出てくる。標高350m地点でようやく尾根に出た。真新しい足跡がある。すでに岩子岳に向かっている登山者がいるのか。ゆるい傾斜の上り下りを繰り返していたら先行者を発見。熊撃ち2人組であった。登るごとに岩子岳が近づいてくる。対岸には雄鉾岳が見えてきた。正面の壁は雪がびっしり張りついているようだ。1時間20分かかって分水嶺分岐部到着。ここまで来るとさすがに迫力がある.目でルートを追うが、傾斜は行ってみないとわからない。いったん標高540mの鞍部まで下るも、休まず上りにかかる。急傾斜の基部まで一気に登り、上部を偵察する。取り付きの雪面が少し崩れており、ザックはここにデポすることにした。ピッケル、カメラ、ザイルのみ持ち身軽になって登り出す。立ち木が散在している。雪の状態はまずまず。気温は低めであり、これなら雪崩れることはまずないと確信する。一箇所急になるがそれでも35度位だろう。ザイルを出す必要はない。慎重に歩を進め頂上稜線に出る。あと30mだ。雪庇は崩れかけており、背の低い藪がナイフリッジ状となっていた。2時4分登頂。
 頂上は狭いので西側に降りて休憩する。遊楽部から白水、冷水までの展望がすごい。道南にこれだけの山があるというのは驚きである。北には狩場から長万部岳までの白い山々、南に目を転ずれば、雄鉾から元小屋沢山、遠く砂蘭部や駒ケ岳まで見える。下りのことが気になりゆっくり休んでもいられない。雲石峠から見上げた南面ルートを見下ろす。笹やぶで立ち木がほとんどない。傾斜も45度以上あるのではないか。かなり手ごわそうである。あとは登りのトレースを忠実にたどり、基部まで戻って一息つく。分岐部2時53分着。
 岩子岳にあっさり登れたので、次の目標ペンケ岳をめざす。稜線沿いは岩場となっており直登は困難である。岩子岳からの観察に従い、南西面を大トラバースすることにした。巻き終わったあとは一気に直登する。この登りが今回一番きつかった。818mピークから遊楽部方面を偵察する。2箇所ばかり難所が見える。休む間もなくペンケ岳に向かう。雪庇が張り出した稜線を鞍部まで大急ぎで下る。あとは急登を残すのみ。足に疲れが出てくるも、時間が気になりがむしゃらに登る。4時6分ペンケ岳着。太櫓岳の展望が新鮮だ。写真だけとって引き返す。818の登り返しは気力でこなし、来た道どうりに降りていく。5時前には分岐部まで戻る。少し気持ちに余裕が出てきた。あとは登りのトレースを忠実にたどるだけだ。天候は悪化の気配を見せ、雪もちらついてきた。5時50分国道着。短時間でも充実感のある山行だった。

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